ハイローチェアはいらない?いつまで使う?【体験談】

子育て

初めての育児だと、どんなものを用意すればいいのかわかりませんよね。特に、ハイローチェアは用意すべきか、意見が別れるところだと思います。

結論から言うと、我が家では、ハイローチェアがあってよかったです!この記事では、どんなときに便利だったか、実際の体験談を交えて解説していきたいと思います。

ハイローチェアって何?

ハイローチェアとは、リビングなどで使う簡易ベッドと、テーブル付きのチェアの機能を兼ね備えたものです。スイング機能付きで寝かしつけをサポートしたり、高さやリクライニングの調節ができたり色々な使い方ができます。物によっては自動で動いたり、音楽が流れたりします。我が家では、コンビのネムリラAUTO SWINGを使用していました。

夜の寝かしつけでは使えない

まず、夜の寝かしつけでは使えません。「簡易ベッド」なのでメーカーでも1時間ほどの使用を前提としているからです。ハイローチェアで寝かしつけてから、ベッドや布団に移すということも考えられなくはないですが、ベルトを外し、抱っこして、ベッドや布団に移す・・・という動作は、赤ちゃんを起こしてしまう可能性が高いです。なので、夜の寝かしつけのために購入するのはおすすめしません。

こんな場面で使える!

ではどんな場面で使用できるのでしょうか。我が家では、4つの場面で非常に助かりました。

昼寝のとき

赤ちゃんはまだ小さいうちは、一日の大半を寝て過ごします。と言っても、ずっとすやすや寝ているわけではなく、抱っこしている時間も長いのですが、熟睡したときにハイローチェアに移していました。我が家は、2階にある寝室にベビーベッドを置いていたため、1階にハイローチェアを置いて簡易的なベッドとして使用していました。上の子やペットがいる場合は、床に直接寝かせにくいので、ハイローチェアは特におすすめです。ただし、寝返りができるようになってからは、ベルトをつけなければ危険です。とはいえ、寝てからベルトをつけるのは至難の業・・・。我が家では、寝返り後は高さを一番低くして、目を離さずに寝かせていました。ハイローチェアは、真っ平らではなく、頭の方が少し高くなっているのが寝やすいのか、ベビーベッドに比べて寝てからの着地に成功しやすかったです。

お風呂のとき

ハイローチェアの便利なポイントは、キャスターで簡単に移動できること。リビングで簡易ベッドとして使いながら、お風呂のときには脱衣所まで移動して使っていました。特にワンオペでお風呂に入れなければいけないときは非常に便利です。事前に着替えやおむつと、その上にバスタオルをハイローチェアの上にセットしておき、親が入っている間は、ハイローチェアで待っていてもらいます。親が体を洗い終わったら、服を脱がせてお風呂で洗い、洗い終わったら、ハイローチェアの上で、バスタオルで拭く→スキンケア→おむつと服を着せる、と世話をすることができます。世話が終わったら、キャスターでまたリビングに移動できるので、とても便利でした。これも寝返りができるようになってからは、ハイローチェアから落下する可能性があるので、注意してくださいね。

セルフミルクのとき

これは二人目のときに助かったのですが、なぜか子どもの泣くタイミングって被ります・・・。というか、どちらかにつられて泣いているのかもしれません。そこで実践したのが「セルフミルク」。自分で哺乳瓶が持てるようになれば持ってもらい、それまではタオルやグッズを使って哺乳瓶を支え、ミルクを赤ちゃん自身で飲んでもらうのです。そんなセルフミルクのときに、頭が少し高くなるハイローチェアは飲みやすいようで、自分で哺乳瓶を持てるようになる前から、下の子はセルフでミルクを飲んでくれました。下の子がミルクを飲んでいる様子を見つつ、上の子の対応もできるので、とても助かりました。

離乳食初期〜中期

離乳食初期は、まだしっかりと座れないので、ベルトで固定ができ、体全体を支えられるハイローチェアは役立ちました。テーブルも着脱可能なので離乳食のときのみつければOKです。いつも使っているハイローチェアだからか、座るのも嫌がらず、スムーズに離乳食を始められました。(食べるかどうかは別ですが・・・)

どんなハイローチェアを選べばよい?

オートスイング機能はいらない

これは実際に使ってみた体験談なのですが、まだ寝ていない段階からハイローチェアで揺らして寝かしつけに成功したことはありませんでした・・・。オートスイングやメロディーも何度か使ってみましたが成功せず・・・。赤ちゃんをハイローチェアに置いた瞬間に泣いたときや、覚醒したかもというときに手動でゆらゆらして、もう一度寝かす、という場面は多くありましたが、オートスイングはあまり効果がなかったので、手動のものでも大丈夫だと感じました。

スリープシェルもいらない

赤ちゃんの目線は大人の目線と違うから、スリープシェルで暗くして寝やすく・・・という商品もありますが、そもそも昼寝でしかハイローチェアを使わないので、必要性は感じませんでした。ライトが眩しそうであれば、昼寝の間だけ消せばいいですからね。また、夜は生活リズムを作るために、できればハイローチェアではなく、暗くした部屋のベビーベッドや布団で寝かせたいところです。

オートスイング機能とスリープシェル、この2つがないだけで、かなり予算を抑えられると思います。

おすすめのハイローチェア

我が家で使っていたのは、コンビのネムリラ、オートスイングものでしたが、オートスイングがなくても十分です。価格もかなり抑えられます。

アップリカのユラリズム(手動)も同じ価格帯です。

ハイローチェアはいつまで使う?

ハイローチェアの大きさ的に、簡易ベッドとして使えるのは1歳前後までです。また、チェアとしては、4歳くらいまで使える商品もありますが、離乳食が進んで、手づかみ食べや自分でスプーンを使うようになると、食べこぼしが増えます。ハイローチェアは基本的に布のカバーが付いているのですが、食べこぼすたびにカバーを洗うのは一苦労です。なので、手づかみ食べを本格的に始める離乳食完了期(1歳〜1歳半)以前までであれば、チェアとして活躍します。我が家では、2人とも1歳前後でハイローチェアを卒業し、子ども用の椅子に移行していきました。ハイローチェアをいつまで使うかは、1歳前後というのが一つの目安となりそうです。

まとめ ハイローチェアは便利!

なくても育児はできますが、ハイローチェアはあってよかった育児グッズの一つです!

ハイローチェア あると便利な場面

①昼寝のとき 特に上の子、ペットがいる場合
②お風呂のとき 特にワンオペ時
③セルフミルクのとき 特に上の子がいる場合
④離乳食初期〜中期

参考になれば幸いです!

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