未経験だけどwebエンジニアに挑戦してみたい!
でも何から勉強すればいいんだろう・・・
未経験からwebエンジニアを目指すとき、初めは何から勉強すればよいのか、悩む人も多いのではないかと思います。特に、全くの異業種からの転職だと、プログラミング言語の名前すら聞いたことがなく、どんなことができるのか、イメージしづらいですよね。この記事では、30代未経験からwebエンジニアに転職した著者が、どのように勉強して転職を成功させたか、解説していきたいと思います。
何から勉強すべきか正解はない
結論から言うと、何から勉強すべきか、正解はありません。まずは興味が持てるものから取り組んでみて、勉強し続けることができるかを見極める必要があります。なぜなら、プログラミングは一度学んだら終わりではなく、様々な言語を、より早く、より短いコードで書くために勉強をし続けなければいけないからです。詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
「プログラミングの学習が自分にできるか分からない。」という人は、まず、無料で学べるサイトで簡単なコードを書いてみることをおすすめします。おすすめは以下のサイトです。
プロゲート https://prog-8.com
ドットインストール https://dotinstall.com
どちらのサイトも無料でHTML & CSS、JavaScript、Ruby、Ruby on Rails5などの基礎的な講座を受ける事ができます。
1 プログラミングスクールを選ぶ
プログラミングに興味があり、勉強し続ける覚悟ができたら、本格的に学習を始めていきましょう。ただし、独学はおすすめできません。とにかくプログラミングは難しく、勉強を進めていくと必ず分からない部分が出てきて、挫折しやすいからです。どんなコースでもよいので、プログラミングスクールに通うことをおすすめします。
プログラミングスクールはたくさんあります。選び方のポイントは3つです。
カリキュラム、テキストがあるスクールを選ぶ
テキストやカリキュラムはなく、分からないことは質問し放題、というスクールもありますが、プログラミング初心者は何を学べばよいのか分からないもの。カリキュラムやテキストがある程度あったほうが、勉強はしやすいです。
勉強が続けられるか自信がない人は予算重視
どのようにスクールを選べばよいかというと、基本的には予算重視でOKです。
絶対に転職したい人は転職支援のあるスクール
著者自身はTechAcademy [テックアカデミー]を選びました。選んだポイントは
2 コースを選ぶ
プログラミングスクールを選びつつ、コースも選んでいきましょう。できれば転職の際に必要なポートフォリオをイメージしてコースを選ぶのがベストです。
著者は実家の会社のHPを作ることを目標に、webアプリケーションコース(3ヶ月)→フロントエンドコース(3ヶ月)の計6ヶ月間、プログラミングスクールを利用しました。
目標があれば「webアプリケーションコース」から
TechAcademy [テックアカデミー]で実際に受講したのはWebアプリケーションコースです。
「webアプリケーション」とは、一般的なサイトやブログとは異なり、コメントのやり取りや、商品購入、振り込みなど、双方向でやりとりができる多機能なwebサイトのことを言います。具体的には、TwitterやYoutube、AmazonなどのECサイトなどです。
具体的に何を勉強するかというと、Ruby on Railsを使ってメッセージボードという掲示板を作ったり、Twitterと同じ機能を持つクローンを作成したりします。
とても勉強になるのですが、これがかなり難しくて苦戦しました・・・。また、Twitterクローンとメッセージポードは、ポートフォリオにはなりません。
メッセージボードとTwitterクローンを完成させ、オリジナルサービスまでを作るのが、コースの流れではあるのですが、講師に聞いたところ、オリジナルサービスまで作れる人はほんのひと握りなのだそうです・・・。もちろん、オリジナルサービスまで作ることができれば、ポートフォリオになります。
著者自身は、時間的にオリジナルサービスを作ることができなかったので、2つのコースを受講後、MENTA(https://menta.work)で聞きながら、実家のHPを作成し、ポートフォリオにしました。
何をすればよいか分からない人は「フロントエンドコース」から
見える部分を作るプログラミングはフロントエンドコースです。著者はwebアプリケーションコースを受講後に、フロントエンドコースを受講しました。
フロントエンドは目に見える部分のプログラミングなので、プログラミングした部分が画面上ですぐに見えるため、比較的分かりやすいです。プログラミングには興味があるけど、何からすればよいか分からない人は、フロントエンドから取り組んでみるのもいいと思います。
ただし、フロントエンドだけだとwebアプリケーションは作れません。問い合わせフォームなどがないwebサイトなどは作ることができます。
3 ポートフォリオを作成する
コースでの学習を終えたら、転職の際に提出するポートフォリオを作成します。コースで学習しながらポートフォリオを作れれば一番効率が良いのですが、時間的にも理解も追いつかず、テックアカデミーの2つのコースが終わってから取り掛かりました。講師に聞いたところ、全部の課程が終わる人のほうが少ないとのことです・・・。
著者はMENTA(https://menta.work)というサイトで分からないところを聞きながら作成していきました。MENTAの良いところは、単発でも質問でき、料金もリーズナブルなところ。
そして、ポートフォリオの作成で一番大切なのは、出来栄えよりも、どうやって作ったかを説明できることです。面接をするプロから見れば、未経験から学んだ人が作成したポートフォリオに大差はありません。面接では、技術的な部分を見ているというより、理解して作っているかというのを重視しているようでした。
そのため、出来栄えにこだわり過ぎず、作成したポートフォリオについてしっかり理解ができたら、どんどん面接を受けていくことをおすすめします。
まとめ
- 未経験からwebエンジニアを目指すとき、何から勉強すべきか正解はない。
- 未経験なら、まずは無料のサイトで学んでみて、興味を持てるかチェックする。
- 学ぶ覚悟ができたら、プログラミングスクールを利用する。カリキュラムがあるスクールがおすすめ。
- ポートフォリオは出来栄えより、理解して作成しているかを見られる。
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