子どもが産まれたら、仕事をセーブしたり、子育てに専念することも選択肢の一つですが、仕事を頑張りたいワーママもいますよね。私もその一人です。子どもがいたって、自分の仕事に誇りや自信をもつのも素敵だと思うのです。
そんな育児も仕事もどちらも諦めたくないワーママのために、とこで手を抜くべきか、この記事で紹介していきたいと思います。
仕事も育児も諦めないワーママはどこかで手を抜くべき
まず前提として、仕事も育児も諦めたくないワーママは、どこかで手を抜くべきです。育児も仕事も家事も、全部全力で取り組むのは不可能です。いずれ倒れてしまいます。罪悪感を抱くことなく、手を抜けるところは抜いていきましょう。
手を抜くポイント 「家事」
真っ先に手を抜くべきは「家事」。家事こそ、効率重視です。便利家電やサービスを総動員して、いかに楽に、家族の負担がなくこなせるかを考えましょう。
掃除 お掃除ロボット&週末に
我が家では、育休明けにお掃除ロボットを導入しました。子どもが小さいとどうしても食べこぼしがあります。でも掃除機をかける気力はないし、食べこぼす子どもにもイライラしたくない。ということで、比較サイトで吟味を重ねてターゲットを絞り、「◯◯円になったら買う」と決めて、毎日株価のチェックのように価格.comで最安値を追っていました。Amazonのセールの際に予算に収まる価格に下がったので、迷わず購入。現在お掃除ロボ歴3年目ですが、間違いなく導入してよかった家電です。ポイントは、いつ掃除してもらうか。手動のボタンで掃除してもらうこともできるのですが、子どもがいてバタバタしていると、ボタンを押し忘れがち。そして、「今日は片付けが面倒だからいいや。」となってしまいがち。なので、スケジュールを設定して、◯曜日の◯時から掃除が始まるという生活リズムを作ると、そこへ向かって片付けもするので部屋をある程度きれいに保てます。ただし、掃除する時間は無理のない時間にするといいです。例えば、朝バタバタしている時間にお掃除ロボットをかけようとすると、イライラしながら片付けをしなければいけません。我が家では、寝る前のリラックスタイムに、子どもと一緒に片付けをして、夫が帰ってくる前にお掃除ロボットを作動させ、夫が帰宅後に椅子を戻すというルーティンにしています。
トイレや洗面台、お風呂、キッチンなどは週末にまとめて掃除しています。平日は時間も限られているので、必要最小限の掃除に止めることが大切です。
食事 優先順位を決めて便利なものは総動員
食事に関しては、家庭によって重視したいポイントは人それぞれです。とにかく食べられればよい、というのであればお惣菜を買って帰ればいいし、切ったりするのは面倒だけど調理はしたいというのであればミールキットがいいですよね。添加物が気になるから手作りにこだわりたい、というのであれば下味冷凍や作り置きという方法もあります。それぞれの家庭で、何を優先したいのか、決めておくと悩まなくて済むと思います。
我が家の優先順位と、対応方法は以下の通りです。
1.添加物はできるだけ少なめで値段もできれば抑えたい
→下味冷凍の作り置きを週末にしています。週2〜3日は前日に冷凍庫から冷蔵庫に移しておき、帰宅後に、味噌汁とサラダと、解答したおかずを炒めて完成です。平日のトータル料理時間は25分くらい。作り置きには30分〜1時間かかりますが、肉などは冷凍することで味が染み込むので、美味しくなるというのも下味冷凍のメリットです。
下味冷凍は、色々な方が書籍やレシピサイトで紹介してくれています。
2.疲れたときは冷凍状態からレンジひとつで解決
→下味冷凍した状態から、一気に作れるパナソニックのビストロオーブンレンジを購入しました。凍ったまま、オーブンレンジの天板に並べてスイッチを入れるだけで、唐揚げやポークトマトなどが完成するので、その間にみそ汁とサラダのみ作ります。平日のトータル料理時間は20分くらいです。
私が購入したのは、スチームオーブンレンジBistroNE-BS907ですが、こちらの商品は現在生産終了となっています。同じスペックの商品は、スチームオーブンレンジBistroNE-BS9A。上位機種でIoT対応モデルより、価格は抑えつつ、おすすめの機能「凍ったままグリル」も数品作れます。
3.週一くらいは値段も添加物も気にせず惣菜・レトルトでもOK
→出前やスーパーのお惣菜、レトルトも週一程度ならOKと考えると、かなり気持ちが楽になります。生活クラブの冷凍食品は少しお高めだけど、添加物がほとんどなく、罪悪感なく使えます。もう少しリーズナブルなものだと、おうちCO-OPもおすすめ。国産素材というシリーズや、CO-OPクオリティという素材や製法などにこだわった商品もあります。無料でお試しもできるので、神奈川・静岡・山梨にお住まいの方はチェックしてみてください。
洗濯 基本は洗濯乾燥
保育園に通い出すと、子どもの洗濯物が増えます。毎日干すのは大変なので、子どもの服は全部、大人の服もしわが気にならないものは洗濯機で洗濯から乾燥まで行っています。干すものは、1週間に2回ほどの洗濯で間に合っています。ポイントは、乾燥で縮むことを見越して、子どもの服はワンサイズ大き目を用意。また、質より量を重視して、保育園着は3桁プライスのプチプラ服と決めておくとストレスフリーです。干すものは1週間、乾燥までさせるものは3日間くらい洗濯しなくても回せるくらい衣類があると、「やらなければいけない。」というプレッシャーから解放されます。
手を抜かないポイント 「家族とのコミュニケーション」
子どもと関わる「質」
子どもと関わる時間が減るのは事実ですが、だからこそ、一緒にいる時の「質」にはこだわっています。例えば、育休中は時間がたくさんあったので、ついつい動画を多めに見せてしまったり、スマホを見ながら子どもの対応をしてしまったりしていましたが、仕事復帰後は、スマホを見てリラックスする時間は仕事の合間に取るようにして、帰宅後は寝るまでスマホOFF。動画も夕飯を用意する時間や、食器洗いや自分のドライヤーする時間に納めるようにしています。また、家事も最小限にして、とにかく子どもと話したり、遊んだりする時間を優先しています。
育休中と比べて、圧倒的に関われる時間は減りますが、だからこそ、一緒にいる短い時間を大切にすることができています。仕事が子育ての息抜きになり、子育てが仕事の息抜きになっています。
夫とのコミュニケーション
家事と育児に追われると、夫と会話する時間を確保するのが難しいものです。我が家では、寝かしつけ後に夫が帰宅するのですが、私は寝かしつけ後は一緒に寝てしまい、朝早く起きるので朝しか顔を合わせる時間がありません。ただ、忙しい朝だとゆっくり話せず、要点だけ伝えようとすると真意が伝わらないので言い争いになることもしばしば。そこで我が家では、週末などにゆっくり話す時間を設けています。具体的には、金曜の夜あたりに私が寝かしつけ後起きて、夫が夕食を食べている間に一緒にたわいもない話をしています。ポイントは、「話し合い」ではなく、「たわいもない話」です。互いの仕事の話や、子どもの様子など、今週のトピックを互いにリラックスした雰囲気で話しています。そういった話をしていると、「ああ、子どもたちの体調や機嫌が悪くて大変だったんだな。」とか、「今、仕事が大変な時期なんだな。」というのが自然と分かるので、お互いを思いやるきっかけになります。
そういったたわいもない話をすっ飛ばして、家事分担についてや、子育ての決定事項などを話し合おうとすると、お互いの状況が分からないので、「もっとそっちがやってよ!」とか、「私はこんなに頑張ってるのに!」と言った不毛な言い争いが生まれることが多かったです。もし話し合いたい事項があったとしても、まずはたわいもない話から入り、相手や自分の状況を伝え合うとその後の話し合いもスムーズになると感じます。
まとめ
- 仕事も育児も諦めないワーママは罪悪感を抱かずに手を抜くべき
- 手を抜くべきポイント
- 家事
- 掃除 お掃除ロボット&週末に
- 食事 優先事項を決めて便利なものを総動員
- 洗濯 基本は洗濯乾燥
- 家事
- 手を抜かないポイント
- 子どもと関わる「質」
- 夫とのコミュニケーション
悩みが尽きないワーママの方にとって、少しでも参考になれば幸いです!
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